女子レスリング53kg級の決勝は、4連覇がかかる女王・吉田沙保里選手対アメリカのマル―リス選手。
相手選手への警告で1ポイントを先取、その後片足タックルを決めるも左手をブロックされてバックを取れず第1ピリオド終了。
第2ピリオドは、吉田選手の左手を封じながら前に出てくるマル―リス選手に対してなかなか攻めが出ない。
そして、攻めに出た一瞬のスキを突かれ、カウンターからバックを取られて2ポイントを奪われ逆転を許す。
残り30秒、逆襲の片足タックルもポイントに至らず、無念の敗戦でした。
決勝戦終了後は、なみだ、なみだの吉田選手、ほんとうにピュアな人なんだな。
こちらも朝からもらい泣きです。
さて、そんな興奮も冷めやらぬ会場、63kg級決勝に川井梨紗子選手が登場。
低いタックルを武器に、最初から最後まで攻め続けて6-0の快勝!
駆け寄った、栄強化本部長に飛行機投げを2連発した後は、肩車にのせてマットを1周です。
結局、女子レスリングは、6階級中金メダル4、銀メダル1を獲得したわけですが、
それには、今回銀メダルに終わりましたが、吉田選手の影響が大きかったことはあきらかです。
勝って泣き、負けて泣き、女子レスリングは素晴らしい試合の連続でした。
そして、女子バドミントン・ダブルスの「タカマツ」こと高橋礼華・松友美佐紀選手。
接戦の第1ゲームを落とすも、逆転勝利で金メダル、おめでとう!
正直なところ、第3ゲームの16-19になった時点で、ダメかと思いました。
そこから、5連続ポイントで逆転するとは、まさに驚異の粘りでしたね。
男子400メートルリレー、日本チームはアジア新記録を出して、予選第2組をトップで突破し決勝戦へ。
これは、決勝戦が待ち遠しいですね。
リオ・オリンピックもあと3日、ガンバレ・ニッポン!!