職業柄いろんな方にお会いするのですが、その際によく聞かれるのが、
「司法書士(行政書士)って何ができるんですか?」
という質問です。
司法書士や行政書士の業務の範囲はかなり広くて、またさまざまなことができるのですが、一口で説明するのはなかなか難しいんですよね。
それと今日のお題から外れてしまいますので、この件は後日に書きたいと思ってます。
会社の経営者や個人事業主さんからは、
「何をやりたいんですか?」
「どうして司法書士になったんですか?」
とよく聞かれます。
こういう事業をやりたいんだという「おもい(想い・思い)」や経営の「こころざし(志)」、つまりは「経営理念」「事業目的」であったり、そういう「おもい」や「こころざし」をもつに至った動機に、一番興味があるんでしょうね。
そういえば、どの事業計画書のひながたにも1番目か2番目に「事業(創業)の目的と動機」という項目があります。
つまりは、事業計画をつくる一番のポイントも、そこにあるのです。
すなわち、「経営理念」や「事業目的」を経営者自身が再確認する、従業員に「おもい」を伝える、第三者にアピールするなどです。
しっかりしたデータやリサーチに基づいた精緻な事業計画書であっても、一番最初に目にすることになりまた関心を持つ「事業の内容」や「事業の目的と動機」がつまらなければ、そのあとの部分を一生懸命みてはくれないですし、心にも響かないですよね。
ご自身の事業を成功させるためにも、しっかりとした経営者の「おもい」の詰まった計画書を作り上げましょう。