nippon
いよいよ始まった女子レスリングですが、3階級とも日本選手が逆転で金メダルを獲得しました。

最初に決勝に登場したのは、48kg級の登坂絵莉選手。
決勝の相手は、前回ロンドン五輪銀メダルのスタドニク選手(アゼルバイジャン)。
第2ピリオドも終盤まで1-2とリードを許していましたが、残り15秒から相手選手の左足を取っての猛攻。
必死にこらえる相手を倒して2ポイントを奪取して3-2で逆転勝ちとなりました。

次は、五輪3連覇中の伊調馨選手がロシアのコブロワゾ選手と対戦。
こちらも1-2で劣勢の終了間際、相手のカウンターをなんとかこらえ、回り込んでバックを取り2ポイント加点で逆転。
大苦戦でしたが、なんとか4連覇達成(過去3連覇は63kg級、今回は58kg級)だー!!

そして、本日のラスト、69kg級の土性沙羅選手が、ロンドン五輪72kg級を制したボロベワ選手(ロシア)に挑戦。
こちらも終盤まで0-2でリードをゆるし苦しい展開でしたが、タックルから左足を取って2ポイントゲットで2-2。
同点ながらビッグポイントの差で上回って、これまた逆転の金メダル!
その直前、後ろに回り込まれたときには、もうダメかと思いましたが・・・、69kg級とは思えない、スピードでしたね。

しかし、日本勢の勝負強さというか、持久力が目立ちました。
レスリングの試合時間は6分間、JUDOは女子の場合4分間です。
疲れがみえる相手選手を最後に逆転できたのは、練習で培ったスタミナの賜物なのでしょう。

卓球男子団体は、残念ながら中国の牙城を崩せず銀メダルに終わりましたが、水谷選手が一矢を報いる1勝をあげました。

さて、次は霊長類最強女子・吉田沙保里選手の登場です。
63kg級の川井梨紗子選手、75kg級の渡利居璃穏選手にも期待しています。
それから、バドミントン女子は、シングルス準決勝に奥原希望選手が登場。
ダブルス決勝では、高橋礼華・松友美佐紀選手の「タカマツ」が金メダルを狙います。

ガンバレ、ニッポン!!